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菊花賞のデータ傾向を考察する

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菊花賞のデータ傾向を考察する

秋のGⅠシリーズ第三弾は菊花賞。
淀の3000mで今年はどんなドラマが起るのだろうか?ディープインパクトの3冠はいかに?相手はどんな馬が来るのだろうか? 早くもこの秋最初の見所を迎えたといったところだろう。
今週はこのレースを占ってみることとするが、まず最近の菊花賞の傾向を掴むために、日程変更後の過去5年と1999年のデータを参考として調査してみることとする。

・神戸新聞杯で負けた馬が菊花賞で巻き返している。
・捲くった馬、ロングスパートを決めた馬が好結果を残している。
・ここ2年は横山典弘騎手が見事な追い込みを決めている。
・ダンスインザダーク産駒(デルタブルース、ザッツザプレンティ、ファストタテヤマ)が連続連対中。
というようないくつかのポイントが浮かび上がってきたが、重要なのはやはり、神戸新聞杯との関連性が不明確な点だ。

1999年までは、施行時期の関係で京都新聞杯組を中心に、京都大賞典組が幅をきかせていたのだが、 2000年の日程変更により、京都新聞杯は春に移動し、京都大賞典にはローテーションの都合上、出走が困難となった。
その結果、この神戸新聞杯が最有力ステップとなっているのだが、これがまた本番に結びつかないのはご存知の通り。
日程変更後、神戸新聞杯の最先着馬が菊花賞で最先着したことはまだない。
神戸新聞杯と菊花賞ではレースの質が決定的に異なっているからであるが、そうなると、どのような角度から今年の菊花賞を占えばよいのだろうか?

というわけで、今回、最大のポイントにしたのが距離実績。

表を見るに当たって、例を二つほど説明したいと思う。
2004年1着のデルタブルースは2000m以上について、2000mと2400mと2500mに勝鞍があるがそれ以外の距離については未出走である。 また、2003年1着のザッツザプレンティは2000m以上について、2000mに勝鞍はあるものの、2400mに関しては3着が最高である。
というわけで、よくご覧になればわかると思うのだが、近年の菊花賞で好走する馬は下記の通り、距離経験により3つにパターン分けされるのがご理解いただけると思う。

ケース1:2200m以上での勝利経験がある馬

ケース2:勝鞍は2000mまでだが、ダービーで2,3着の馬

ケース3:勝鞍は2000mまでだが、2000mを超える距離の経験がない馬


ケース1は該当する馬が最も多いのだが、近年では昨年のデルタブルースのような条件戦上がりの馬から、春の時点で オープンを勝った馬までさまざまである。この場合はダービーでの着外も許されるようで、リンカーンがダービー8着からの 巻き返しを果たしている。
ケース2はダービーで2,3着であるだけに人気必至なのだが、99年のようにケース2の馬同士で決着することもあるので注意が必要である。 また、時にはザッツザプレンティのような中穴パターンもあるのでこちらも同様に注意したい。
ケース3であるが、昨年のオペラシチーや、エリモブライアン、ラスカルスズカが該当するが、これらの馬は2000mを超える距離を 走っていないというのがポイントである。 オープン、重賞勝ち、もしくは古馬相手の1000万勝ちなどのある程度の輝く実績がほしいところであるが、このパターンは現状では3着止まり のようなので、頭に持ってくることはお奨めできないようだ。

本番との関連性が不明確である神戸新聞杯の勝ち馬のディープインパクトだが、距離実績からみると磐石と思われる。
能力の差に加え、このケースに合致している登録馬がディープインパクト以外に5頭程度しかいないことを考えると、このメンバー構成で負けることは考えにくいものと思われる。
そのディープインパクトの相手だが、ディープインパクト以外の上記4頭を中心に考えたい。
無敗の3冠達成の瞬間を見ることができると同時にそのレースの馬券も的中させたいものである。
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